ライターは食えねど・・・ フリーランス・ライターになる方法 吉岡忍+古木杜恵グループ著を読む。

ネット広告は、まだまだバナー広告やテキスト広告が中心で記事風の広告って少ないのですが(少なくとも私の周辺では)、それでもたまにライターの方と仕事をさせていただく機会があります。


他の職業と同じですが、もちろんライターも千差万別。


うーむとうなってしまうような人から、文章だけでなく、人間性も高くて、”ものを書く”人間の強さを感じさせるような人もいます。


今回読んだフリーランス・ライターになる方法は、どうやってライター(特にフリーランス・ライター)になるか、複数の視点から非常に具体的に書かれていて、その道を目指す人にはとっても参考になりそうです。

フリーランス・ライターになる方法 



目次(Amazon.co.jp より)
巻頭対談 フリーランス・ライターとは

1章 雑誌ライターの仕事
2章 雑誌はこのように作られる
3章 雑誌編集長に聞く!
4章 著名ライターの修業時代
5章 奮闘する若手ライターたち
6章 雑誌の将来はどうなるのか



この中でも(タイトルそのままなんですが、)重松清荻原博子佐野眞一・・・などの著名なライターの方々が如何にして仕事を得てきたのか、ライターとして一本立ちしたのか、そんなインタビュー記事はなかなか面白かったです。


例えば、与那覇恵さんというライターさんのインタビュー記事部分から抜粋させていただくと、フリーランスこそ、何の依頼がなくても自分を奮い立たせて、自分の興味の持ったことに関して取材をしていくモチベーションを維持するのが、一番大変です。依頼されて動くことは、実はどうってことないんです。

とにかく自分で書くしかない。編集者に知り合いがいなければ、勝手にかいてでも持ち込む。私の場合でもひとりで取材をして、とこかで編集者にあったときに、今こういうことやっているんですよ、なんて話していました。そうすると、どこかには発表できる。

(P157)



こんな文章が出てきます。とにかく自分の書きたいことをしっかりと書いて、書いたものを売り込む。確約がなくても。そういう仕事の仕方がライターになるためには必要なんですね。


この仕事になるか分からなくても、とにかく取材して書いてみるという視点は、(巻頭対談の部分で、)吉岡忍さんも現場に出ることの大切さとしておっしゃっています。

自分の興味の持ったことに対して、お金になるか分からないけど、取材等を積み重ねてとことん突き詰めて実際に書いてみること、そんなことがライターになる方法の一つとして言えるのかもしれませんね。

この他いろいろ参考になることが出てきますが、本全体を通して、ライターとして生計を立てていくのは容易ではないけれど、様々な面白み・喜びがある。ということは、伝わってきました。

私自身はライターとして生計を立てていくつもりはないのですが、このブログの内容を強化するために、貴重な視点をもらえたと思います。