40代転職ナビゲートblog

あなたの40代転職を応援するミドルメディア

情熱がなければ伝わらない アタッシェ・ドゥ・プレスという仕事 伊藤美恵著を読む

やる時は一気にやるのが物事を習得するコツだということで、またもやPR本を手に取ってみました。


PR系ブロガー勉強会 以来、少しづつPR系の知識の拡充に努めている一貫です。


今回読んだのは、以下の本。

情熱がなければ伝わらない!アタッシェ・ドゥ・プレスという仕事 (NB Online book)/伊藤 美恵




寡聞にして、私はアタッシェ・ドゥ・プレスというものを初めて知りましたが、フランス語で、「報道担当官あるいはプレス対応担当者」で、会社の商品やブランドと関連するメディアとの折衝を担当する人のことだそうです。特にファッション業界でよく使われる用語のようです。


著者によれば、PR業務というのが本来、

・企業やブランドのステイクホルダーと直接に直接対応する仕事

・メディアに情報発信する仕事


上記の2つにわかれるところ、アタッシェ・ドゥ・プレスはその後者にあてはまるものの、必要な仕事領域はその範囲にとどまらず、「ブランド戦略までを視野に入れて仕事ができるコミュニケーションのプロ」でなければならないとのことです。

以下本文より抜粋(p159-160)


実際に行うべき仕事の中身は、すべて「コミュニケーション」なのです。


経営者やデザイナー、開発者の経営方針や商品にこめた狙いや思いを、彼らと徹底的に「コミュニケーション」をとることで理解する。すなわち彼らとの”共犯者”になる。


そこで理解した話を、今度はメディアの人々と「コミュニケーション」をとって、自分たちの意図に沿うかたちでニュースにしてもらう。


また、実際に商品を売る現場の人間や実際の消費者とも「コミュニケーション」をとる。すなわち彼らの”代表”となる。


一方、消費者の”代表”として、会社のトップやデザイナーなどと接し、市場のニーズや傾向を生の声で伝え、経営判断や商品設計に生かしてもらう。



読了して、筆者を良いアタッシェ・ドゥ・プレスたらしめたのは、


・この職業に就く前にショップの店員・経営者等を含めて様々な経験を積み。広い視野を持つことができたこと

それと、

・コミュニケーション力の高さ


上記2つだと思いました。


筆者はまた、文末でこの仕事の楽しさはその人の魅力、すなわち「人間力」にあるとも語っていますが、この「人間力」の部分にはいろいろ考えさせられます。


当たり前ですが、「人間力」を高めることで、仕事も家庭もうまくいく。でもなかなか「人間力」のある人になるのは難しい。


この本はそんな「人間力」を考える上でもいろんなヒントをくれているように思えました。