同協会は「厚生労働大臣の許可を得てホワイトカラーの職業紹介を行う、人材紹介会社を会員とする業界団体」だとのこと。
注目するべきは、先にも言及した大手3社 転職紹介実績の集計結果データを半年毎に公表していること。
ちなみに3社とは、ジェイ エイ シー リクルートメント/パーソルキャリア/リクルートキャリア。
最新のデータ[2018(平成30)年度下期]からは、
・2018 年度 10-3 月期の転職者の実績は前の期の123.3%で引き続き好調
(リーマンショック以降着実に転職紹介人数が増えている)
(リーマンショック以降着実に転職紹介人数が増えている)
・中国・四国・九州など地方のエリアの伸びが大きい
・職種では金融系の伸びが大きい
・40代の転職が増えている
といった要素が読み取れる。
何事もそうだが、流れというものがあり、転職活動もこの流れをしっかりつかんで、その流れを利用するのが有利だ。その流れの理解にこの統計資料はかなり参考になると思う。
少し前まで人材不足や景気の安定もあって非常に転職に有利な流れが来ているという肌感があったが、直近はどうなんだろう。そんな動向を掴むためにもちょくちょく見ておきたいサイトだ。
*蛇足だが、人材紹介業を営みたい人のための講習(職業紹介責任者講習)やコンサルタントの認定試験などもあってなかなか興味深い。
*コロナの営業を受ける2020年度上期の数字はまだ出ていない。どんな数字が出てくるか注目されること必死だろう。
【20年10月17日追記】
2019(令和元)年度の常用求人数、新規求職申込件数、常用就職件数、手数料額の実績が出ておりました(対象は人材協会員全社2020 年 4 月 1 日現在 256 社)。ここまでは求人数・求職数ともに前年費でも増加で好調だったのですよね・・・
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