キャリアショック 高橋俊介 感想

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山口周さんの本転職は寝て待てに感銘を受けて、そのもと本の一つとなっている高橋俊介氏のキャリアショックというを手にとってみた。

 

2000年に初版が出たということだが、この20年の変化を先取りしたと思わせる内容である。

 

経団連の会長やトヨタの社長なんかが終身雇用の維持の難しさに公の場で言及するなど、会社にキャリア開発を丸投げできなくなった現代、ビジネスマンがどう自らのキャリアを作っていけばいいか、どうしたら幸せなキャリアを作ることができるか、ヒント満載の本だった。

 

私がメモしたのは以下のような箇所。

 

P21

キャリアショックの備えとして、普段は英語を使わない職種ほど、それ(注:英語の備え)が重要になってくる


P33

変化の激しい時代には、キャリアは基本的に予期しない偶然の出来事によってその八割が形成される=ブランド・ハップンスタンス・セオリー


P34

偶然を必然化する行動・思考パターン

→好奇心・こだわり・柔軟性・楽観性・リスクをとる

 

キャリアコンピタンシー

→キャリアを自分で切り開いていく能力

 

p45

今求められているのは、自分の基準で自分の人生やキャリアを築くこと

 

p52

キャリア形成において最も重要になるのが、その人がどのようなことにモチベーションを感じるのかという動機の部分

 

p60

自分の動機とのマッチングがより高くしたがって、ごく自然に自分のコンピタンシーをより発揮して仕事ができる人ほど、幸せになる

 

p103

先手先手で自分のやりたい方向に仕事を膨らませてしまう方法は、キャリアの達人の基本中の基本

 

p154

差別性や希少性に重きを置き、異質経験を活かし、今後の動向を読んでそれに自分を賭け、自分の好きなようにできる環境を求め、自分はこうありたいという明確な自己意識を持ち、ときには直観で判断し、そして職業倫理を大切にする

 

p167

年功序列のどこに問題があったのかといえば・・・序列によって社員のキャリア構築を徹底的に管理した点

 

それにしても、仕事をしていて、昔缶コーヒーのジョージアのCMであった、「新しい上司はフランス人、ボディーランゲージも通用しない〜」というのが本当にそのまま当てはまるような時代になったと実感している。


この本はホワイトカラーのサラリーマンがどんなキャリアショックがあっても仕事を通じて幸わせを得られるように、キャリアコンピタンシーをどう磨いていけばいいのか、豊富なレポートや調査を基に考える材料を豊富に与えてくれる。

 

転職を繰り返してきた私ではあるが、改めてぐちゃぐちゃになってきた自分の仕事の動機やキャリアコンピタンシーについて考えなきゃと思わせられた。何度も読み直してみたいと思う。

 

キャリアショック どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるか? (ソフトバンク文庫)

 

キャリアショック目次

序章 キャリアショックはある日突然やってくる
第1章 成功のキャリアか幸せのキャリアか
第2章 キャリアを切り開く人の行動パターン
第3章 キャリアを切り開く人の発想パターン
第4章 人生支配の代償だった雇用保障
第5章 知的資本経営のできない会社は生き残れない
第6章 明日から取るべき五つのアクション

 

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