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いい人材紹介悪い人材紹介について 給料戦争 を読んで

PHP文庫のビジネス戦略ノベルシリーズの一つである給料戦争 竹内謙礼 青木寿幸著を読んでみた。

 

 

このシリーズを手に取ったのは初めて。著者の一人竹内謙礼さんはネットビジネスの業界では有名な方なんで名前は存じていたが、まさか小説まで出されれるとは。多才さに感嘆してしまった。

 

さて、本書のあらすじとは、浅野というサラリーマンがひょんなことから主張先のラオスの滝で第二次世界大戦の時代からタイムスリップしてきた日本兵花沢を助け、一緒に日本に戻ってきて、紆余曲折ありながらもともに価値のある人生を目指す、というもの。

 

全体として最高のキャリアプランを主題に会社組織というものがどんなものであるか、出世するにはどんなことに気をつければいいのか、といった視点で花沢の日本軍での経験なんかも含めて面白く書かれている。

 

ネタバレなので内容の紹介はこのぐらいで止めるが、中でも転職について書かれている部分があり、参考になったので、簡単にとりあげてみたい。

 

場面は主人公の浅野が上司の椿山等会社に不満を抱える中で、ある時ヘッドハンティング企業からハウスメンテナンスの会社の案件でオファーを受けるが、結局はパートナーの女性(由美子)の助言で断るというところ。

結局オファーは断ったものの、浅野は転職を意識するようになり、ひょうんなことで花沢に人材紹介会社に勤める吉沢という男性を紹介される。

 

その辺りで書かれていた考察をちょっと抜粋。

 

・悪い人材会社

求職企業について、職場の雰囲気がいい、なっどの曖昧な条件しか提示されない

 

キャリア紹介の担当者が営業ノルマで追い込まれているふしがある

 

企業側の話ばかり聞いて転職者側の声に耳を傾けない

 

転職を急かしたり、今の業種と全く関係ない会社を紹介してくる

 

勤務時間中に電話をかけてくる→転職者の立場を全く考えていない証拠と考えていい

 

・いい人材紹介

 

大手の人材紹介会社は風評を気にするので、強引な手法は使いにくい

 

転職先の会社の情報たけでなく、その会社が所属する業界まで詳しく説明できる



・キャリア紹介の担当者が、10年以上一つの人材紹介会社で働いていたらかなりの腕利きの可能性がある

 

・転職に成功するための3つのポイント

1.良い人材紹介会社を見つける

2.転職先の会社を良く調べる

3.転職テクニックを身につける

 

→3については、転職先の企業が属する業界の伸びを考えること。伸びている業界内での転職は比較的容易ということがある

 

・本当にやりたい仕事を選ぶことが転職には大切

 

・転職したいという理由に人間関係の問題が含まれるなら、自分自身にも問題があるということに気づくことが必要

 

・会社という組織で働く以上、上司とうまく仕事をしなければ、自分が損をするだけ



人材紹介会社の頼りになる担当者というと、著者が挙げているのに加えて

 

・企業側にしっかりプッシュできる(交渉力がある)→例えば、いつまでに結論が無いと他社に流れる可能性がある、などと交渉できる人

 

・転職支援の後も、その転職者とつながりを持ち続けることができる人

 

・企業からNGを出された時に、求職者側にしっかりと理由のフィードバックができる人

 

などがあると思う。

 

当たり前なんだけど、何人かの人材紹介会社の担当者に合わせてもらって、自分として信頼できる人は誰かを見極める必要があると思う。

 

以上、簡単に紹介と考察をしてみたが、この給料戦争は、気軽に読めるけど、ビジネスマンとして知っておきたいキャリアのあれこれが述べられていて、若者には特におすすめ。もちろん40代でも復習がてら読んでみると良いのでは、と思った次第。

 

竹内謙礼さん 青木寿幸さん本はこの他も人気のものがいくつかあるということで、引き続いて手に取ってみようと思っている。

 

 

 給料戦争 目次
プロローグ

第1章 基本給は25万円なのに、手取り額が20万円ちょっとになる理由―税金と社会保険料はどういう計算で差し引かれるのか

第2章 サラリーマンが、給料を上げるために絶対やるべき5つのこと―会社に必要な人材であるとアピールしなければ、給料は上がらない

第3章 会社の業績を回復させるためには、人件費の削減も必要―社員のモチベーションが下がらないリストラの方法

第4章 転職する95%の人が失敗してしまう理由―転職に成功して、キャリアアップするためのコツ

第5章 買収した子会社への転籍は、栄転か?左遷か?―転籍と出向、そのメリットとデメリットを冷静に分析する

第6章 社員が自分の給料の決定プロセスを知らない会社は儲からない―社員が納得できる人事の評価基準を導入する

エピローグ

 

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