IT系転職の失敗談

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転職エージェントが正しい選択とは限らない!IT系転職の失敗談

 

年収を落とさず、自分の得意分野で活躍してゆける職場へ転職したい。

この場合、自分の築いた人脈を駆使して転職することがもっとも理想的です。

 

しかし、自信をもって人脈がある!と断言できる人は多くないように思います。

 

事実、私もそうでした。

 

IT系の花形として、大手広告会社のシステムエンジニアをしていましたが、40歳を目前にして、給与のベースアップを図るために転職を決意。

 

これといった人脈もないため、転職エージェントに登録することにしました。

 

希望の仕事はすぐに見つかったものの・・

 

経歴的にも申し分なく、転職エージェントからは、約30社の紹介を受けた私。

 

早速、インターネットの企業評価サイトで紹介された企業を検索し、評判のよい企業だけに応募するように転職エージェントに指示をしました。

 

そして決まったのが、化粧品のOEMを営む企業の情報システム部の仕事です。

社内のシステムの管理や、設計が主な仕事のはずでした・・・。

 

しかし、転職後に唖然とすることになりました。社内のシステム管理はもちろんのこと、その仕組みを他社へ販売する営業の仕事も任されてしまったのです。もちろん、営業職は未経験です。

 

加えて、同社は慢性的な赤字を抱えており、ITに精通した人材も少なめ。

 

営業の成績に日々追われながら、社内システムのトラブル対応から、新システムの設計まで、あらゆることを同時にこなす過酷な状況に追い込まれてしまったのです。

 

結局、1ヶ月の平均残業時間は100時間を超え、体調を崩して入社1年を待たずに休職することに。

 

給料のベースアップどころか無職に転落してしまいました。

 

後で分かったことですが、同社は、人材の入れ替わりが非常に激しく、私の前任者も数名、休職や退職を繰り返していた、いわゆるブラック企業だったのです。

 

失敗の原因と転職のコツ

 

私が転職に失敗した原因・・・。

 

それは、ひとえに転職エージェントを活用し切れていなかったことが原因です。

 

確かに転職エージェントから紹介された企業から応募先を選んだことは間違いありません。

 

しかし、企業の評価や口コミは、インターネットの別サイトから独自に調べてしまい、転職エージェントから、企業の風土や過去の紹介実績などを確認しなかったのです。

 

企業の評価サイトは、一部、恣意的に操作されていることがあり、また、悪評は掲載しないサイトも存在します。

 

つまり、「生の声」とはかけ離れている場合があります。

 

一方で、転職エージェントは、希望すれば、過去の紹介実績や、紹介した人材の定着率。転職エージェントの営業マンが、現場を訪れて感じた所感などを納得のいくまでヒアリングすることが可能です。しかし、私の場合は、それをしませんでした。

 

これでは、転職サイトから応募するのと大差ありません。

 

人脈がなく転職をする場合、転職エージェントは非常に心強い存在となります。

 

しかし、すべてを自分で判断するのではなく、エージェントの意見やデータを活用する。このちょっとしたスタンスの違いが転職後の運命を左右することを忘れてはいけません。

 

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ライター:龍由樹

IT系を中心に広告業、映像業、通販事業社、教育産業などを渡り歩くシステムエンジニア。

2014年からはライター業にも進出し、某企業のカメンライターとして活躍中。

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