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コピー機メーカーの営業マンが、どうやって全くの未経験分野である鉄道会社に転職できたのか?

営業からの転職

 

 

私は関東の某鉄道会社に勤めております。

駅係員として勤務しております。正社員です。

 

前職では某オフィス用複合機メーカーに勤務しておりました。一貫して営業職でした。

複合機のみならず、オフィスに関するものであれば何でも提案しておりました。

 

なぜ私がオフィス用複合機メーカーから、全く関係のない、未経験分野である

鉄道会社に転職したのか、その経緯についてお話し出来ればと思います。

 

①前職について

 

オフィス用複合機は、今やどのオフィスにも存在します。

私が入社した2009年当時は、零細企業~中小企業であってもカラー対応の複合機が設置

されていました。

 

新卒後、研修を経てからは地域ごとの営業所に配属され、配属地域の零細~中小企業を担当しました。その数年後に、大手企業を担当する部署に異動しました。

 

複合機を売るだけでは数値目標を達成できません。

会社も複合機だけ売ることを営業職に求めておりませんでした。

 

大切なのは「お客様に深く入り込むこと」

具体的に云えば、オフィス周りの設備を全て任せて貰えるような関係性を築くこと。

 

オフィス家具や文房具から、無線LAN環境の整備、保存書類の電子化、業務プロセスの改善など・・・。発想と提携パートナー次第でどんな提案をすることもできました。

 

私は特に「業務プロセス改善」を最も得意としておりました。これが後に活きることになります。

 

ところで、オフィス用複合機はどのオフィスにも設置されている、と上で述べましたが、そのおかげで「業界に関わらず」色々な企業とお取引させていただきました。

 

様々なビジネスを目の当たりにし、社会人になってまだ数年の若造である私にとっては非常に勉強になる毎日でした。

 

私が転職を考えるきっかけになったのは、とある企業と出会ったからです。

 

②転職のきっかけ

 

出会った企業というのは、某鉄道会社の子会社(以下B社)でした。

 

その企業は広告事業を手掛けておりました。

 

私が先輩からその企業を引き継いで、紹介された先方の担当者は親会社の鉄道会社からの出向者でした。

 

私の仕事のスタンスは「お客様の仕事、業務内容を深く把握すること」でした。

※先輩からの受け売りでございます。

 

そのため広告事業だけではなく、親会社の鉄道会社がグループ全体でどのような仕事をして、どのようなビジョンを持っているのかをヒアリングしました。

 

ヒアリングしている内に、鉄道会社が手掛ける事業の広さに圧倒されました。

 

鉄道事業からそれに付随する観光開発事業、好立地に持つ不動産事業、駅ナカ開発事業など。その中でコアとなる鉄道事業と駅ナカ開発事業に興味を持ちました。

 

日々の通勤・通学客のニーズを捉え、また地域の特性に合わせた駅を作れるのではないかと。そのような想像するだけでワクワクしました。直感で

 

「私はこういう仕事をしてみたい!面白そう!!」

 

と思ったのです。

 

ちょうど日本社会がペーパーレスに傾き始め、オフィス用複合機業界の将来性に不安を憶えていた時期だったこともきっかけの一つでもありました。

 

私はある日、B社の担当者に対して正直に伝えてみました。

 

「実は、御社に転職したいのですが・・・」

 

私の転職活動はここから始まりました。

 

 

鉄道

 



③転職活動~試験と面接~

 

私は上記のような仕事をしてみたい!と、拙いながら熱心に説明しました。

B社の担当者は最初は驚いていましたが、その場で電話を取り、

親会社である鉄道会社の人事部に問い合わせてくれました。

 

「ちょうどキャリア採用(中途採用)の募集を始めるそうです」

 

未経験者は歓迎しているとのことだったので、早速応募しました。

 

最初の試験はWEB上でのエントリーシート審査でした。

時期としては7~8月の間での応募でした。

 

・転職を希望する理由

・なぜ当社に入社したいのか

・あなたの強みは何か、

・あなたの経験を当社でどのように活かせるか、

などの内容であったと思います。

 

エントリーシート審査を無事通過し、次は筆記試験です。時期は9月末でした。

 

・適性検査(4つの図形で1つだけ形の異なる図形を答えよ、等)

 

・クレペリン検査(隣り合う数字の足し算を延々と繰り返す)

 

試験は2時間くらいで終了でした。

 

この試験は特に難しくないのですが、大変失礼ながら、色の見分けがつかない方など適性がなければ確実に落ちる試験となっているようです。

 

入社後も適性が無くなれば、運転関係の業務に就くこと出来なくなります。

 

筆記試験を通過すると面接試験です。時期は10月末でした。

面接試験ではスタンダードな質問が多かったです。

 

・なぜ当社を希望するのか?

・希望配属地域はあるか?

・転勤はできるか?

・配属後は駅勤務になる。泊まり勤務となるが問題ないか?

・基本的に管理職を目指してもらうことになるが、問題ないか?

 

というような質問内容でした。

特に難しい質問もなく、詰まることも無かったです。

 

なお面接試験後には健康診査がありました。内容は普通の健康診断と一緒でした。

 

こうして私は無事に面接試験と健康診査をクリアし、

12月中旬に内定を得ることができました。

 

転職活動としては比較的スムーズだったと思います。

 

④鉄道会社の仕事、前職で得たスキルの活かし方

 

駅係員は

 

・乗り越し精算や近隣施設のご案内などを行う改札業務

・切符の販売を行う業務

・ホームの運行管理を行う業務

 

など日によって指定される業務を月々シフト制で担当します。どの業務も基本は24時間の泊まり勤務となります。

 

朝9時開始~翌朝9時に終了で、その間に休憩時間が5時間、仮眠時間が5時間あります。

勤務終了後は非番となるため自由に過ごせます。その翌日は休日になることが多いので家にいられる時間が多くなります。

 

基本的に平和な日が多く、改札でボーッとしているだけでも一日が終わります。

未経験でも簡単に出来る仕事なので、正直業務自体にやりがいをそこまで感じることもありません。

 

しかしそれでは何も身につかないので、特に中途採用者は業務プロセス改善などを常に意識するようにしなければいけません。

 

前職でお取引先企業の「業務プロセス改善」に取り組んでいたことが、ここで活きてきます。鉄道の現場ではまだまだ紙が多く、業務に無駄も多いのです。

 

その無駄を新卒入社の若手や中堅ベテラン層までもが「当たり前」として認識しているので、その認識を改めさせることも私の使命であると考えています。

 

無駄な紙を失くし電子化する、無駄なプロセスを省く・・・出来ることはまだまだあります。

 

⑤転職前後の年収比較

 

転職前の年収:550万

 

転職後の年収:700万(2018年度 転職5年目)

 

鉄道会社は基本給は低めですが、それを補う手当の多さで年収はそこそこ高くなります。

 

あとは現場勤務ですと深夜勤務手当なども支給されます。



⑥転職活動で工夫したこと、苦労したこと

 

採用試験時には一貫して「スキルや経験をどう活かしたいか、どう活かせるか」を考え抜きました。そのために転職先企業のウェブサイトや中期経営計画、IR資料などは全て読みました。

 

「会社の経営課題に対し、自分がどのように役立てるか」を常に考えていたので、エントリーシートも面接も怖くなかったです。

 

苦労したのは採用試験が土日のみでしたので、休日を使って試験をしていたので疲れが貯まりました。試験は気を張るので自覚している以上に疲れているのでしょう。体調管理は大切です。

 

⑦まとめ

 

私は運よくスムーズに転職活動を終えることができました。

 

今でも思うのですが、転職活動とは自分を売り込む営業活動であると思います。

 

・相手(=転職先)の課題は何か?

 

・それに対してのソリューション(=自分)はどのような効果をもたらすか?

 

この2点を考え抜けば、相手への印象は抜群に良くなると思います。

ただし考え抜くことが大事なので、徹底して転職先企業を研究しましょう。

 

未経験分野であっても、皆様は社会人として様々な経験やスキルを持っている筈です。

それを転職先企業の課題に合わせて、活かし方を考えてみましょう。

 

エントリーシートも書きやすくなりますよ!

 

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