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給与UPを目指して研究開発職から営業職へ転職しようとしたが,面接で全て不採用となり,同じ研究開発職で転職した件

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私は現在39歳で電気電子部品の研究開発職に携わっています。物質科学系の大学院修了時は25歳だったので,14年間研究職として働いていることになります。実は,32歳の時に,一度転職を経験しております。

 

転職しようと思った理由は,一向に給与が上がらない会社への不満と他の職種へ就職した人との差を強く感じたためです。その当時の話について,ご紹介します。

 

職種について

 私が新卒で入社した会社は,同期で入社しているのに,営業職で入社した人達の多くは,入社3年が経過すると,役職がつくのに対して,私達研究開発職は,入社5年が経過しても誰ひとり役職がついていませんでした。

 

当時の会社は,景気もさほどよくなかったために,給与面についても,入社から基本給は全く上がりませんでした。更に,役職がつく営業職の方が高く,修士を出た研究開発職の方が給料は低くなるということについても疑問をもちました。

 

社内の従業員の一人から聞いた話ですが,営業職はやはりお客様と接触する機会が多い職業であるため,役職がついていない営業が往訪されると,取引先のお客様は大事に扱われていないと思われるケースがあると教えられました。

 

そこで,大好きな研究開発職に心残りはありましたが,30歳で結婚した私は,31歳で子どもも授かったことから,家族のための将来設計も考えなければいけないと考え,より成果の出やすい営業職へ転職しようと決意しました。

 

当時勤めていた会社の営業異動願いも少し考えましたが,5年間も基本給が上がらない会社に多少の不満もあったので,他社へ行こうと決めました。

 

転職活動で経験した自分の考えの甘さ

 決意してから早速,転職エージェントサイトに登録すると,間もなく担当者より電話が鳴り,面談の日時の設定をしました。

 

面談時に担当者へ,転職したい理由と自分の経歴,その他自分の希望(給与,勤務地等)について説明しました。

 

その後,希望に沿った多くの求人(約50社)を紹介して頂き,その中から約30社程度応募しました。書類審査の結果,通過した企業は2割程度でした。

 

通過できなかった理由は,30歳を超えての職種変更は,敬遠されがちというものが大半で,その他は,業界未経験というものでした。

 

しかし,応募した中には会って面接して頂ける企業もありましたので,通過した企業は全て面接に挑むこととしました。



 

 

面接対策と結果

書類を通過した企業は6社でした。面接前にエージェント担当者の方と面接対策を行いました。

 

面接対策では,「給与を上げたいから営業に転職という事は,どの会社でも必ずそうであるとは限らず,印象もよくないので,営業という職種にチャレンジしたいということをアピールしましょう」とアドバイスを頂きました。

 

実際の面接でも,受けた会社は全て予想通りの質問が来ました。

 

私は「これまでは,新製品を開発者としてモノづくりの川上から川下まで携わってきた立場でしたが,エンドユーザーである顧客との接触はほとんどありませんでした。これからは,自分の強みである開発経験から専門的なやりとりを,もっとお客様と近い立場でチャレンジしてみたく営業職を志望しました」と説明しました。

 

当時の自分の回答が正しいかどうかは分かりませんが,どの会社からも,「最終学歴で工学系の修士まで出ているのにもったいない。もっと研究開発等の技術職で頑張った方がいいんではないですか」「30歳を超えての職種変更は難しい」「技術職だったら採用検討しますが如何ですか」と言われて,結果は,全て不採用でした。

 

正直ショックでした。新卒で入社した職種を変えるということは,そう簡単ではないという自分の考えの甘さを痛感しました。

 

しかし,当時の給与では家族を養うことは正直厳しいと考えていたので営業への転職はあきらめて,同じ研究開発職で,再度転職活動を始めました。

 

研究開発職として再出発

自分はどちらかと言えば,ニッチな分野の研究に特化する仕事よりも,商品企画から量産化までの幅広いプロセスを楽しみたいので,その希望に合った求人に応募しました。

 

その結果,10社に応募して全て書類通過しました。書類通過した会社についても,会社の雰囲気や具体的に求められている仕事のイメージ等が最も自分が納得いく会社に入社したかったので,面接も全て受けました。面接でも数社から「是非,弊社に来てください」とまで言ってもらいました。

 

受けた会社10社のうち9社から内定を頂きました。参考までに,不合格となった1社は,研究開発よりは生産技術に偏った求人であり,私の専門とはかけ離れていたものだったので,面接時にお断りしました。

 

内定頂いた9社の提示給与は,ほとんど同じでありましたが,当時の私の給与よりは月3万程高かったので,どちらかと言えば,自分の本当にやりたいと思った仕事と面接を受けての会社の雰囲気などから決定しました。

 

転職活動を振り返って

 結果的には,同じ研究開発職への転職となりましたが,営業職への転職活動をしている際に,営業の仕事イメージを話して頂いた企業も多数ありました。

 

そのイメージ通りに仕事が出来るかと言われれば,恐らくできないと思います。

 

違う職種への転職をする場合は,それなりの覚悟を持って行わないと,今までの培ったスキルを全て無駄にしてしまう恐れがあることを痛感しました。

 

現在勤めている会社の営業職の若手の中に、研究開発職は自分のペースで仕事が出来ていいですねという趣旨のことを言ってくる人がいました。

 

確かに,自分の考えて動く仕事なので,仕事のペースは自分次第な部分も多少はありますが,その若手に私達が従事しているような専門的な研究開発が出来るかと言われれば,間違いなく「ノー」だと思います。

 

当時の私と同じような考えをもって転職を検討している若手社員がいたなら,この経験を伝えていきたいと思います。

 

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