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40歳からの転職格差を読んでみた感想

転職の天国と地獄



 

 

 

リクナビの編集長など、リクルートの人材領域で活躍され、独立してミドル世代専門の転職コンサルタントをされている黒田 真行さんの著書、40歳からの転職格差を読んでみた。副題はまだ間に合う人、もう手遅れな人。

 

本の帯には、「あなたの将来は、年収900万円か 時給900円か?」とあった。



黒田さんは Twitter などでもよく発信されていて私もフォローさせていただいている。日々深い内容を発信されていて30年以上の人材専門家としての厚みを感じさせられている。

 

*現在は大都市圏の大手企業である意味ダボついている即戦力ミドルと、地方の優良企業の人材マッチングビジネスをされているとのこと。

 

この本では、まず、各種のデータを通じて40代転職は安易にできるものではないことを改めて認識させられる。生易しい活動ではなく、メディアに踊らされず、慎重な活動が求められるんだとよく分かる。



40代転職者の平均年収は450万円

 

ミドルの転職市場は5歳ごとに求人数が半減する

 

また、この本では40代の転職活動で成功する人と失敗しやすい人の違いから、興味深い考察がなされている。

 

成功するには、どういった点にこだわり、どういった点についてはこだわりなく転職活動を行うべきなのか、など成否を分けるポイントが分かる。

 

P94

目先の年収金額にこだわりすぎず、転職後のキャリアを長期的な視点から考えるべき

 



さらに、40代転職の失敗例も多く掲載されており、他山の石的に非常に役立つ。



失敗例としては例えば、

 

  • 年収にこだわりすぎた
  • スカウトの文字に騙された
  • 営業職で、事前に営業の中身を確認できておらず、既存客営業ではなく新規開拓営業で経験が活かせなかった

 

といった感じ。



反対に、ポータブルスキル(これまでの仕事経験で培われた専門知識・専門技能以外の、異業界、異業種でも通用する、横展開できる自分の強みやスキル)をうまく整理して、40代で未経験転職・異業種転職を成功させた成功事例も複数掲載されていて参考になった。




全体を通して、個人的には以下のようなことが大切であると読めた。



  • 自分のありたい姿を考え、どういう状態になれば成功転職と言えるのかを定義しておく
  • 生活する上では、どの程度の財が最低限必要なのかを把握しておく
  • 転職の市場をデータなどでしっかりと理解しておく
  • 自分の市場価値を調査しておく

 P86 企業にいながらも自分の市場価値センサーが壊れないように常にメンテナンスしておく

  • あきらめずに生涯をかけて自分の能力を最大限に活用することを意識しておく



もちろん転職活動の内容は一人一人異なるだろうから方程式のようにこの本の内容を丸呑みできるものではないだろう。

この本を読みつつ、市場や自己の動機の理解を深め、難しい40代の転職にあえて挑んでゆくのか、それとも違う道を選ぶのか一人一人が判断する必要があるのだろう。

 

40代の転職について考えるのであれば手元に置いておいて損は無い本だと思う。

 


40歳からの「転職格差」 まだ間に合う人、もう手遅れな人 (PHPビジネス新書)

↑アマゾンの口コミも読んでおくと為になりそうです。 

 

40歳からの転職格差目次

はじめに

第1章 なぜ今、転職で格差が生まれているのか?

第2章 決死のミドル転職で失敗した人たち

第3章 「異業界」「異業種」へのミドル転職で成功した人たち

第4章 ミドル転職を成功に導くポイント

第5章 40歳からの「一億総転職時代」の歩き方

おわりに

 

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