40代転職体験談まとめ

あなたの40代での転職を応援するミドルメディア

あるITエンジニアの迷走転職体験談

ITエンジニア

 

 

はじめに

転職はこれまで2度行っています。



最初の会社はSIerで、メーカー系のIT会社でした。そこで20年弱働いていました。

 

転職のきっかけは、いろいろありますが、結局は仕事のプレッシャーに耐えられなかったのだと思います。

 

エンジニアではありましが、クライアントに対して提案営業をやっていました。プリセールスといいます。

 

客先に出向いて製品の説明をしたり、提案を持っていってプレゼンしたり。

 

いろいろな業種のクライアントに対して提案を作成し説明してきました。



しかし、10社提案して1社取れれば良い方で、ほとんどは空振りでした。

 

パワーポイントで提案書を作ったり、見積を作ったりと、忙しい日々を送っていたと思います。



どの会社もそうですが、会社は実行計画に沿って動いています。期初に1年間の売上目標を立てる訳ですが、その売上目標はあくまで目標であり、到達するのはとても難しいです。

 

ただ、毎月の目標は厳しくフォローされます。辞めようと思ったきっかけとなる上司の言葉があります。

 

「今日の売上100万円はどうなった?」です。これを毎日聞き続けるのはとても苦痛でした。

最初の転職

最初の転職では、ITエンジニアを辞めようと思いました。

 

業種を変えようと思ったため、転職エージェントは使わずに、ネットで募集を探しました。

 

業種も職種を決めていなかったため、漫然ネットを探していました。

 

直接数社に応募を出しましたが、不採用の返事がくればまだ良い方で、返事が来ない事もありました。



そんな転職活動を1年強続けていて、メンタル的にも少し滅入って来た事もあり、手頃なサービス業に転職を決めました。



サービス業は比較的出入りが激しいという印象です。

 

経験不問であり、いろいろな職業からの転職者が居ました。

 

サービス業はやる事は決まっているものの、接客対応でとても忙しかったのを覚えています。

 

また24時間のサービスだったため、3交代のシフトで働いていました。

 

正社員で入ったため、シフトは夜番が中心でした。月のうち半分は夜勤務でした。

 

身体が付いていかず、とある時朝の5時に作業をしている際、この仕事はもう辞めようと思い退職し、2度目の転職をする決意をしました。

 

2度めの転職

2度目の転職は、最初の転職を踏まえ、ITエンジニアとしての募集を探しました。

1度辞めてしまって2年程が経過していたため不安はありました。

 

幾つかの転職エージェントに登録しました。有名所です。

 

まずは転職エージェントと電話面談を幾つかこなしました。この際履歴書と職務経歴書を提出し、それを見ながら1時間ほど面談を行いました。

 

転職エージェントは、それなりに職務経歴に食いついては来ます。電話面談では、「きっと良い転職先が見つかる」といった手ごたえを感じました。

 

その後、転職エージェントからのオファーを待つこととなります。

 

実際にオファーを待っていると、そんなに良い案件はありません。

 

勤務地であったり、給料面であったり、なかなかしっくり来るオファーはありません。



いくつか書類選考を通過し、面接まで行った会社もあります。

 

しかし、職務経歴と募集内容とを比較し、少しでもアンマッチがあると結果として不採用となります。

 

書類選考と面接合わせて20社程は不採用となりました。



転職エージェントは、求人にマッチする職務経歴を保有する人を企業とマッチングさせます。

 

そのため、自分が希望する求人に対して必ずしも動いてくれるとは限りません。

 

転職エージェントで「マッチしない」と判断されてしまう事もあります。

 

勧めてくる求人も、必ずしも納得できる物ではありませんでした。

 

長い職務経歴の最初の部分と無理やりマッチさせて勧めてくるケースもあります。

どうしても書面上だけのマッチングとなってしまうと感じました。



2度目の転職は結局はネットで探しました。紹介予定派遣の募集があり応募しました。

 

派遣先の情報は開示されておらず、当日面接に行くまでは何の会社なのかも分かりませんでした。

 

面接に行って初めて会社名や事業内容が分かりました。

 

転職先を探しているとどうしても弱気になってしまいます。良くわからないけれども無職の状態を維持したくないため、その紹介予定派遣で決めてしまいました。

 

3か月、よくわからない状態で過ごし、結局その会社に入社しました。

 

最後に

それから10年強が経ちますが、今でももう少しよく探せばよかったと後悔してしまいます。



私は東京で長く働き、Uターンで地元である地方へ戻りました。

 

地方と東京では転職事情も違うのでしょう。地方では求人も少ないです。

 

ただ、少ないながらも良く吟味した方がよいというのが私の経験です。



会社は入ってみないとなかなかその実態は分かりません。当たり外れは必ずあります。

 

熟考し過ぎると、これもなかなか決まらない原因となってしまいますが、長く働き続ける事を考えると、1社決まったからといって安心せずに、自分に本当にあった会社が見つかるまでは、数社転職を試みる覚悟は必要だと思います。



参考までに、利用した転職エージェントは、RECRUIT AGENT, BIZREACH その他2社です。エージェント型ではありませんが、リクナビNEXTも利用しました。

 

 

 

次はこちらもどうぞ

IT系転職の失敗談

 40才、完全未経験からのITエンジニア転職成功例!

採用担当者が考える中途採用の成功について

異業種転職:おはぎ販売員→エンジニアへの道のり

 

Twitterでも継続的に情報発信中(アカウント新設しました。)。

是非フォローをお願いします!

 

はてな読者登録も是非