40代転職体験談まとめ

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私が転職エージェント(JAC)を利用した40代転職で得たこと

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はじめに

 私は4年前、ジェイエイシーリクルートメント(以下「JAC」)を利用して転職しました。

 

その転職で、私が得たこと、

それは、「コミュニケーションの大切さを再認識できたことです。

 

私は現在45歳。

 

今さら、と思われるかもしれませんが、この年でもこんな当たり前のことを言葉の理解だけで、行動に移すことができていません。

 

私のような非常識なサラリーマンが多くいるとも思えませんが、転職を考えている中高年の方に少しでも参考になれば幸いです。

 

年収アップを実現したい方に。外資系企業への転職はJAC Recruitment

 

転職理由

転職を決めたのは、業務内容に不満があったからです。

 

私の場合、希望職種は「経理」一本でした。

 

転職を決意した4年前時点で、16年間のサラリーマン生活のうち13年間経理の仕事に携わってきました。

 

キャリアアップし、収入を上げるために、どうしても「法人税」、「消費税」等の申告業務に携わりたかったのです。

 

自腹で専門学校の通信教育を受け、勉強もしていたのですが、当時の勤務先の上司は私にさせてくれませんでした。

転職エージェントに登録してから採用まで

登録

私は多くの転職エージェントに登録しました。

その中でJACから紹介される会社数は圧倒的でしたので、それへの応募が活動の中心となりました。

案件の紹介

JACでは、1か所の支店で登録すれば、他の支店でも情報が共有されるため、最初に面談した担当者以外からも会社の紹介がありました。

 

私の場合、50を超える会社に応募し、面接に進めたのは9社。

合格となると今勤務している会社1社のみ。

 

これが多いのか少ないのかは私にはわかりません。

 

応募する側としては選択肢が増える反面、あまりマッチしない会社も紹介されます。契約に至れば、担当者にとっての成果になりますので、担当者は必至です。

 

応募するかどうかは、慎重に判断する必要があると思います。

採用決定まで

私の転職活動は、8ケ月にも及びました。

 

40歳を超えての転職、マネジメントを含む業務経験の不足、4回目という転職経験の多さなどがネックとなったためです。

 

「このまま採用されなかったらどうしよう」

「面接が決まったけど、次は有給とれるだろうか」

 

そういった不安がずっとつきまとい、消えることはありませんでした。

 

今の会社に入社できたのは、会社が求める入社時期と業務内容が私の希望するものと一致する部分が多かったからです。

 

入社から現在まで

業務内容

法人税、消費税等の申告業務及び納付業務だけでなく、親会社、監査法人等の監査対応、内部統制(簡単にいうと会社のルール)の構築などより幅広い業務に携わることができています。

 

自分が望まない業務もありますが、転職エージェントを利用して転職でき、よかったと思っています。

          

しかし、会社の期待に十分に応えられているとは言えません。

 

私は試用期間中に「不採用」と判断されても致し方ない状況でした。

 

専門的な知識以前に会社が求めるレベル(「報連相」など社会人としての常識からエクセルスキルの不足など実務的なことまで)に達していなかったのです。

 

一番の要因は「コミュニケーション能力」の欠如です。

 

例えば、会社のルールを決めるにしても、社員の同意がなく決めたルールは単なる形式だけのものになり、それが守られなければまた監査の指摘事項になります。

 

社員の同意を得られるかどうかは、コミュニケーション能力にかかってきます。

 

どんなに専門知識を持っていても、上記のことができなければ、サラリーマンとしての役割を果たせないのです。

 

私はこの経験から、「コミュニケーションの大切さ」を再認識しました。

 

このような状況でも、会社が私を解雇しなかったのは、「人を大切にする」という会社の方針。

     

私が退職しなかったのは、「他に働けるところがない」ことを認識していたからです。

 

条件面

それほどスキルが不足している私でも、給与等の条件は下がっていません。しかし、会社の方針や業績によっては今後どうなるかは不透明です。

 

人間関係

もともと、苦手だったのに加えて上司がコミュニケーションをとりづらい相手でした。

 

そのことが要因となり他の社員とも円滑にとれていません。

 

人間関係は「信用」が大切です。コミュニケーション能力が十分でない人が信頼されることはまれです。

 

最後に

何度もいいますが、私は今の会社で、「コミュニケーションの大切さ」を再認識できました。

 

しかし、皮肉にもそれを再認識したことで、サラリーマンを続けることの難しさも知ってしまったのです。

 

私は今脱サラを考えています。

 

さまざまな考えを持った多くの人と円滑なコミュニケーションをとりながら、希望する業務だけでなく望まない業務でも成果を出し続けることは私には難しいと感じるからです。

 

また得られる報酬と精神的な疲労を天秤にかけたとき、「割に合わない」とも思います。

 

その人の人生はその人しか生きることができません。

   

幸いにも私は独身ですので、自分が決めた道を選択することができます。

 

しかし、記事をお読みいただいた方にはそれぞれ事情があると思います。

    

読んだ結果として、

「今の会社で働く方がいい」

「どんなに困難が待っていてもやっぱり転職したい」

「私と同じように脱サラをしたい」

 

 それぞれ意見が分かれると思います。

 

どれを選択するにしても、みなさんが

 

「いい人生だった」

 

と思える人生を送れることを願ってやみません。

 

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