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ひとごとではない、リストラは突然自分にも降ってくる

リストラ

リストラが忍び寄る前に考えておきたいこと

 

 

突然のリストラ候補に

48歳の時の体験です。リストラ候補となりました。辞める決断ができずに居残りましたが、年収が大幅に下がり、その後の生活は青息吐息でした。



40代は実績も積み、役職にもついて充実しています。一方、将来のキャリアに一抹の不安や、先行きの不透明さにモヤモヤを感じながら一年が矢の如く過ぎ去ります。家のローンはまだ残り、教育費用も一番かかります。そんな中、筆者に起こった出来事です。



大学卒業以来、外資系企業に勤務してきました。外資系は業績やトップの交替など海外本社の意向で日本法人も影響を受けます。48歳の時、所属していた部門がグローバルの直下の組織に変更され、突然リストラ候補となりました。



組織変更に際して、人員、役職、役割のシャッフルが実施されました。新しい役割がオープンポジションという形で提示され、社員はそれに応募します。適格と判断されればその業務につけますが、不適格と判断されれば「パッケージ」と呼ばれる退職勧奨の書類が渡され、会社に居場所はなくなります。



当時の会社では各部門長が人事権を握っていました。人事部はあくまでサポートで、各部門の人事に深く介入したり社員を守ってくれる姿勢はありません。



その時、部門長は数名のリストラ対象者のシナリオを組んでいた様です。対象はおとなしい社員や反発する社員です。空きポジションはどう考えても不適格になる様な条件でした。

 

 

選択肢がなく、そのポジションに応募しましたが、不適格と判断されパッケージを渡されました。「割増退職金はXXX万円です。転職のサポートはします。いつまでに判断してください」



会社は猶予を与えず決断を迫ります。突然の事で、不安と怒りで頭が真っ白で思考停止になりました。学費がまだまだ掛かる事や、これまでの実績や会社への貢献を必死で訴え、居残る事を希望しました。かつての先輩に相談するも、決め手となる答えは得られませんでした。



プライドがズタズタになる年収に下がった

その後、知己のあった別部門の役職者が介入してくれ、部門長と人事部が相談し、会社に残る案も提示してきました。しかしそれは、受け入れがたい条件でした。年収が数百万円も下がっていたのです。「これでは会社に残れないだろう」という意図を明らかに感じる、プライドがズタズタになる金額でした。



そのときは冷静な判断力が欠けていました。「40代で転職は困難だ」という先入観と、会社を離れる恐れから、下がった年収で生活できるか、ざっくり試算しただけで、居残る方を選択し書類にサインしていました。

 

 

その後、貯金も枯渇し何年も月末の預金残高はマイナスが続きます。この時、お金の心配は脳をひどく疲れさせ、エネルギーが奪われる事を身に沁みて知ったのです。



突然ふってくるリストラへの5つの備え

当時の経験から、予め準備しておいた方がよかった事を振り返りました。冷静さを欠いて悪手を打たず、別の選択ができたのではないかと考えたからです。

 

年収が下がったまま居残りせず別の会社に転職し、キャリアを積みながら副業で収入も確保し次のステージに進む事ができたかもしれないと思ったからです。



家計の現状、ローンの返済や教育資金の把握

奥様に任せきりにせず、最低限の必要な月収をリアルな数字で把握しておきます。年収が下がっても生活していけるか冷静に判断する材料になります。



転職サイト、転職支援のエージェントへ複数登録

退職勧奨の話しがあったとき、すぐに転職活動を始める為と、自分の市場価値を客観的に判断してもらう為です。ひとは自分自身のことを「大手企業出身だから、転職先も数多あるだろう」と過大評価するバイアスがあります。

 

労働問題に詳しい弁護士を調べておく

自分の状況の有利不利、不当人事の抵触有無などを客観的に判断してもらえます。人事部に対するカードを持て、精神的なゆとりができます。費用は1時間で1万円〜です。

 

転職(A社→B社)以外の選択肢はないかリサーチをしておく

勤務先以外からも収入を得られる方法はないかリサーチしておきます。実際に副業や

複業で、稼いだ経験があればなおさら貴重です。今であればネットで稼ぐ方法も数多くあります。

 

自分は何をしたいのか?どう生きたいのか?人生をデザインしてみる

視座をあげ、「転職しかない」という固定観念から解放されてみます。すると、起業、独立、NPO、投資、大学院で学び直しなどの可能性も出てくるかもしれません。



まとめ

筆者は上記の経験から会社に依存するリスクを学びました。会社にとって社員はコストであり都合が悪くなれば切られる事、資本家と労働者の違いを理解しました。

 

自分で人生のハンドルを握り、選択肢を持っておくためには充分な準備が必要と学びました。尚、筆者はその後53歳で早期退職し一人起業をしました。

 

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