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40歳からのサバイバル転職術(海老一宏)を読んでみた感想

サバイバル転職

40歳からのサバイバル転職術著者を手にとってみた。

 

著者の海老一宏さんは大手鉄鋼関連の素材メーカーに就業や食品会社での管理職業務についた後、エンタメビジネスで起業して一定程度大きくしたものの、ある時期に苦境に陥り、人材紹介業に入りヘッドハンタービジネスに従事、独立して会社を経営しているという方。

 

この本は中高年、特にホワイトカラー(その中でもエグゼクティブと言われる方々)の転職ついて書かれたものである。

 

終身雇用やケイレツの崩壊など、近年中高年の雇用環境が大きく変わってきており、中高年も転職するにせよしないにせよしっかり将来に備えなければならないという時代背景から、その状況にどう対処するべきか、ということか語られている。



著者が元々中小企業の経営側にいらっしゃっただけあり、そこからくる経営側の視点での記述のレベルが高く参考になった。

 

特にホワイトカラーの中高年が中小企業への転職をどう成功させるのか、中小企業の現場経験と多数の支援経験から来る深みがあると感じた(著者の経験からくる起業についての考察も深かった)。



以下は特に印象に残った部分の抜き書き。

P6

なぜ、転職はチャンスなのか?それは、”本当にやりたいことをするきっかけになるから”に他なりません。

 

P86

必要なのは、小手先のテクニックよりも「一緒に仕事をしてみたい」と他人に感じさせる人間力なのです

 

P95

絶対に転職できる人材は3種類

-会社の売り上げを上げられる人

-会社を活性化させられる人

-どんな社長の下でも、その意味を汲んで実行に移せるプロフェッショナル

 

P106

(自分の希望は「キリのように」相手に差し出せ、というコラムの冒頭)

これは何にでも応用が利く、他人に何かを依頼するときのテクニックです。「できる限り自分の要求を狭めて、相手に話をせよ」ということです。  

 

P127(営業の転職の場合)

事前に「アポ先リスト」を自分で作成しておき、面談に持参する

 

P136

社長の言動の”建前と本音”を区別すべし

*特に中小企業では、社長の微妙な心理のあやが理解できることが大切という意味

P142

中小企業では”是々非々”が通用しない

 

 

大企業に勤めること、中小企業につとめること、起業すること、それぞれに転職すること、について考える機会を与えてくれる示唆に富む本だった。転職でいかに幸せを掴むかのヒントが満載。 是非何度も読み返してゆきたい。

 

(蛇足)

・個人的には著者のいう二毛作ということで、地縁のある土地の中小企業に転職するというのもありかな、なんて思いも頭に浮かんだ。

・この本で書かれている中小企業での転職者の身の処し方と先日紹介した外資系キャリアの出世術を併読すると、会社でボスに使えるには?という視点で参考になるかもしれない。そういう意味では日本の大企業の方が特殊なのかも?とも思えてくる。

 

 

40歳からのサバイバル転職術目次
第1章 中高年の転職をめぐる厳しい現状と可能性

第2章 向こう10年を生き抜くための年代別処方箋

第3章 転職できる中高年と転職できない中高年

第4章 転職書類の盲点、面接突破のポイント

第5章 転職先企業で活躍するための心得

第6章 中高年の幸福なセカンドキャリアのために


【参考リンク】
海老 一宏(アクティベイト株式会社)の特徴・プロフィール(5864779)|エン ミドルの転職

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